エクセルギー損失を最小化したプロセスの設計と運転の基礎研究

苷蔗 寂樹
(東京大学生産技術研究所 エネルギー工学連携研究センター 特任准教授)

2014年4月17日木曜日

長らくご無沙汰しておりましたが・・・

久しぶりに更新しようと思います。



前に使っていたパソコンはOSがXPだったので、とりあえず4月9日にネットからはずしました。
ということで、計算用に使っていたPCをメインPCにして、ネットアクセスということにしました。
操作環境が変わって、なかなか慣れません・・・




さてさて、1月から更新を怠っていたわけですが、2月には実はブログに載せたいけど、そのときは載せれないことがありました。それは・・・




アブダビ出張です。




皆さん、アブダビ知っていますか???


アラブ首長国連邦のひとつです。


中東、そして原油の国です。




私の所属するエネルギー工学連携研究センターは、アブダビ石油大学との連携をしている研究センターのひとつで、そのアブダビ石油大学に交流と研究の目的で行ってきました。



なぜ、この内容が載せれなかったのかというと、私たちがアブダビに行った次の週にアブダビの皇太子が日本に来ました。その日程などが外部に漏れるとまずいというのが理由になります。


もちろん、アブダビに行っていただけなのだから問題ないと思われるかたも多いと思いますが、アブダビとは上記の原油の採掘の権利について、話し合いがもたれているときだったので、出張について掲載を差し控えていました。

アブダビ石油大学では学長や教員と会合を行ったり、研究室の見学を行ったりしました。

ついでに、アブダビに着いたはじめの二日間は体調不良で寝ていました(涙)
どうやら年度末の忙しさに加えて、夜間の飛行でアブダビについたために・・・
そして、その二日間はホテルで寝ながら、毎日礼拝がはじまるというモスクからの放送を聞いてすごしておりました。

ちなみにそのモスクが次の写真でアブダビ最大のモスクだそうです。




皆さん、中東の都市ってどんなところだと思われていますか???

すごく近代都市です。とはいえ、疲れた体だったので、帰国前日までダウンしてましたが・・・


その次の週に皇太子とともに、アブダビ石油大学の先生が来日され、一日はその先生を研究室に招き会合やら研究室見学を行いました。ちなみに学生の交流も行われているのですが、2013年度はあまり大きな交流はありませんでした・・・



年度がかわってしまったので、昨年度の研究の進捗についてまとめます。といってもまだかけないことだらけなので、非常に簡単にですが…

本年度の研究でわかった一番重要なことは、プロセスをいくつかに分けて(いくつに分けて考える必要があるのかといったことはすでにわかっているのですが、ここに掲載するのは少しお待ちを・・・)その各部分のエクセルギーを考えることで、真に必要なエネルギーが明確になる。
同時に、その値を目指してプロセスを設計・運転していくことで省エネルギーなプロセスが構築できるようになるのがわかりました。

ようは、あるプロセスがあった場合に、究極的に省エネルギー化できたとすると、どれくらいのエネルギーが必要かを見積もることができるようになり、その値を目指して設計しようということです。

ここには掲載できませんが、その見積もりかたが重要です。これ以上はもう少し待ってください。


さてさて、話は変わりまして、2013年は関係のある書籍が2個出版されましたので、宣伝させていただきます。

エヌ・ティー・エスからサーマルマネジメント―余熱・排熱の制御と有効利用
私が執筆した担当箇所は「第3編 熱利用技術 第1章 熱エネルギー回収の基礎―新媒体からエネルギー変換技術まで 第2節自己熱再生―自己熱再生によるエネルギー消費量削減効果」

日本能率協会総合研究所から発刊され、ソレカラ社が編集されました
技術予測レポート2023下巻「低炭素社会を目指す」日本の技術編
私が執筆した担当箇所は「第2章 エネルギーマネージメント(エネルギーの高度利用)エクセルギーに基づくプロセス設計の現状と将来」

ご興味があればチェックしてください。

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです。アブダビへの出張お疲れ様でした。
    連携が今後もうまくいくといいですね。また、今後もアップしてください。
    いよいよ来週は、授賞式です。一年前を思い出しませんか?

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    1. 中原様、お久しぶりです。
      今後も徐々にアップしていきます。
      来週の授賞式は本当に楽しみです。妻もご招待いただきありがとうございます。非常に楽しみにしているようです。
      また、昨年は右も左もわからない状況ですごく早く時間が過ぎていきましたが、今年は少しは落ち着いて行動できるのではないかと思っています。

      ところで、本日、化学工学会の事務局からメールをいただきました。
      貴財団からご支援いただいた「エクセルギー損失を最小化したプロセスの設計と運転の基礎研究」の着想にいたった内容の論文である“Evaluation of a Self-Heat Recuperative Thermal Process Based on Thermodynamic Irreversibility and Exergy ” Journal of Chemical Engineering of Japan Vol. 46, No.1, pp.87-91 (2013)が Journal of Chemical Engineering of JapanのOutstanding Paper Award of 2013を受賞いたしました。
      日本国際賞とは比べれるものではありませんが、大変喜んでおります。

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